工学基礎科学の主たる使命
1.新しい教育プログラムを開発し、学生の学習経験を高める政策を実施することにより、工学部・工学系の学生に対して提供される教育の質向上を図る。 2.国外を含む他大学とのベンチマーキングを実施することにより、工学部・工学系のプログラムを評価するとともに、優れた教育構想を策定する。 3.高等教育機関世界ランキング・工学部門(Engineering and Technology)における本学の順位を2015年までに50位以内へと向上させることを目指す。 4.理工学研究科工学系が獲得する国際共同研究を対象とする研究資金を独立し、またEU Erasmus Mundusなどのプログラムを通じた共同研究を通じて研究資金を拡大する。
クロス教授は、アイオワ州立大学でPh.D.(化学工学)取得後、1993年に来日し、科学技術庁(STA)・米国の科学技術省(NSF)のポスドクフェローシップとして、物質・材料研究機構(NIMS・旧称:機材料技術研究所)で、ホウ素のプラズマ蒸着で薄膜の研究に従事した。1994年には、米国NSF と国際交流基金日米センター(CGP)のポスドクフェローシップを獲得し、富士通厚木研究所において1996年まで強誘電材料の研究を行ってきた。さらに、1996年から2008年にかけて、富士通研究所で強誘電体不揮発性メモリ(FeRAM)に関する研究と高信頼性技術に従事し、金属酸化物電極 技術を開発するとともに、海外大学との共同研究を先行的に進めてきた。その後、2008年に東京工業大学理工学研究科工学基礎科学講座教授に着任し、現在に至る。 大学では大学院生の技術英語科目を教えるとともに、研究(バイオマス、バイセンサー)し、国際交流に関する活動している。
調准教授は、1995年に東京大学大学院総合文化研究科を単位取得退学後(1998年に同研究科より博士(学術)取得)、信州大学人文学部文化情報論講座に専任講 師として着任し、科学技術社会論および情報社会論の研究・教育に従事する( 1998年より助教授)。文部科学省在外研究員として英国エジンバラ大学および蘭 国アムステルダム大学の客員研究員として科学計量学の研究を行った10カ月を含む7年の勤務を経て、2002年に東京工業大学大学院理工学研究科工学基礎科学講 座に助教授として着任する。その後、2005年から2010年まで東京農工大学大学教 育センターで准教授として勤務ののち、2010年10月に再度、東京工業大学大学院 理工学研究科工学基礎科学講座に着任し、現在に至る。専門は、科学技術計量学 および科学技術論、イノベーション政策で、現在は、特に米国特許における学術 論文の引用データの包括的分析を中心に研究を進めている。 |